母さん助けてシミュレーション

カオスな競馬

本日朝のこと、某番組で振り込み詐欺の特集が。
『母さん助けて詐欺』と名前が変わった模様。
なんともまぁ、言いにくい名称に。

名前などどうでもいいのです。
その番組では、コメンテーターが様々な意見を。
これだけ啓蒙しても効果がなく、被害額が増えている。
声紋認証などの新しい何かを。
悲しいことだが、合い言葉を。
こんな感じだったと思いますs。
覚えていることの抜粋ですので、あまり真に受けないようご注意を。

それでです。
『合い言葉方式』をシミュレーションしてみました。

とある日。
わたくし「合い言葉を決めよう」
つま  「なんの?」
わたくし「母さん助けてって言われたときのため」
つま  「わたしが、母さん?」
わたくし「君以外に母さんはいない」
つま  「で、合い言葉は?」
わたくし「書く物と書かれる物を」
つま  「なんで?」
わたくし「覚えられないでしょ」
つま  「………神経病(センジンビン)」

で、その数年後(Part1)
もどき「母さん………俺」
つま 「あら、どうしたの?」
もどき「電車に会社の金の入ったバックを置いてきてしまって」
つま 「あら、大変」
もどき「今すぐ、お金がいるんだ」
つま 「いくら?」
もどき「200万。会社の同僚が取りに行くから渡してくれないか?」
つま 「どこに行けばいいの?」
合い言葉の件を忘れて、まんまと200万円をとられてしまいました。

で、その数年後(Part2)
もどき「母さん………俺」
つま 「あら、どうしたの?」
もどき「電車に会社の金の入ったバックを置いてきてしまって」
つま 「………合い言葉を」
もどき「今すぐ、お金がいるんだ」
つま 「………合い言葉を」
もどき「ごめん、母さん、グス。うっ、うっ、200万いるんだ。会社の同僚が取りに行くから渡してくれない?」
つま 「あら、大変。どこに行けばいいの?」
泣きつかれ、まんまと200万円をとられてしまいました。

で、その数年後(Part3)
もどき「母さん………俺」
つま 「あら、どうしたの?」
もどき「合い言葉は?」
つま 「山川豊、鳥羽一郎!」
もどき「正解! 今すぐ、お金がいるんだ」
つま 「いくら?」
もどき「ごめん、母さん、グス。うっ、うっ、200万いるんだ。会社の同僚が取りに行くから渡してくれない?」
つま 「どこに行けばいいの?」
合い言葉を先に言ってしまったため、まんまと200万円をとられてしまいました。

で、その数年後(Part4)
もどき「母さん………俺」
つま 「合い言葉を。山川」
もどき「豊」
つま 「正解! 鳥羽」
もどき「一郎」
つま 「正解! みんな大好き」
もどき「!!」
つま 「みんな大好き」
もどき「兄弟船!」
つま 「………おまえは誰だ」
もどき「えっ、あっ、何………みんな大好き兄弟船でしょ」
みんな大好きすっぽんぽーん
つま 「みんな大好き………すっぽんぽーん、が正解。おまえは誰だ」
がちゃ。回避。

長文になってしまいました。
まいどまいどすいません。

確かに合い言葉で確認しなければならない世の中なのは悲しいこと。
わたくしも、滅多なことでは父や母に電話などしません。
つまのように、毎日、台湾のお義母さんと話していると、こんなことにはならないのかもしれません。
たまには、実家に電話してみようかと思う今日この頃。

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